��サウナ利用時の注意点
1. サウナ利用前の水分補給は脱水症状などの体調の悪化を未然に防いでくれます。
コップ1杯以上の水分を事前に摂るようにしましょう。
2. 飲食直後、飲酒後、過労・体調不良の方は利用を控えましょう。
3. 心臓病、高血圧症、皮膚疾患などのご病気をお持ちの方、病気療養中、薬服用中、ご高齢の方は、必ず医師にご相談の上、
許可をもらってからご利用ください。
4. タバコ、新聞、雑誌などの可燃物は、絶対に持ち込まないでください。
5. 指輪、ネックレスなどのアクセサリー、ほか金属製の物をつけたまま、サウナを利用すると火傷をする可能性があります。
絶対にやめましょう。
6. サウナ室内で体調が悪くなった時はすぐに利用をやめて、サウナの外で備え付けのイス等で十分休息と水分をとってください。
7. サウナの温度は70〜100度前後になっており、人によってはかなり熱く感じます。
利用者個人がサウナの室温を上げ下げすることはできないので、
熱いと感じる場合は温度の低い下段に座るなどして工夫しましょう。
8. サウナ内でのおしゃべりは他の人の迷惑にならないようにしましょう。
9. サウナストーブ、室温系・温度計、照明器具、扉の金属部分は高温になっており、火傷をする場合もあります。
絶対にさわらないでください。また、物をのせたり、物でおおうこともやめましょう。
10. サウナ室内での運動はご遠慮ください。
たまに腹筋等でさらに発汗を促す方もいますが、身体に必要以上の負荷がかかるだけでなく、
他の利用者の迷惑となる場合もあります。控えましょう。
11. かいた汗を手でぬぐい、その手を振るう人がいます。他の利用者の迷惑となります。汗が飛び散らないようにしましょう。
12. サウナ室内で、濡れたタオルを振り回すこともやめましょう。
13. たっぷりと汗をすったタオルを、サウナ室内でしぼることはやめましょう。
不潔であるだけでなく、他の利用者の迷惑となり、マナー違反です。やめましょう。
14. 洗濯物などの持ち込みもマナー違反です。ぬれた物を乾かすことはやめましょう。
あかすりもやめましょう。
角質がふやけて簡単にとれぼろぼろとたくさん垢がとれたように思ってしまいます。
肌を傷めてしまう原因となる場合があったり、サウナ室内が不衛生になり、他の利用者が不快に思ってしまいます。
13. サウナ室内では、絶対に眠らないでください！
低温やけど・脱水症ほか、大きな事故につながるおそれがあります。
大変危険です。気を付けましょう。
冷水シャワー
サウナから出て無造作にたくさん冷たい水をあびる人がいますが、これはあまりおすすめできません。
体調が良くない状態だと風邪を引いたり、心臓病などの持病をおもちの方は、思わぬ事故にもつながります。
高血圧症、動脈硬化症、重度の糖尿病の人などは無理をして冷水シャワーを浴びる必要はありません。
（ぬるめの温度で汗を流す程度で十分です）
身体は、サウナでの大量の発汗により血液の状態はドロドロの状態になっていて、血栓ができやすくなっています。
サウナの中では体の血管は拡張してきますが、この状態で冷水シャワーを浴びると皮膚の血管は急激に収縮をします。
これが脳梗塞、心筋梗塞や不整脈の引き金となる場合もあります。
もうひとつは、血圧が急激に変動してしまうことが、身体への負担となることもあります。
サウナに入ると、直後は急激な温度変化に反応して血圧は急上昇しますが、しだいに血管が拡張して血圧は下がります。
しかし、サウナから出た後に冷水シャワーを浴びると再び血圧は急上昇します。
このような血圧の急変が心臓や脳の血管にダメージを与えることになりかねません。血圧が下がり過ぎ、
脳の血流が極端に停滞すると、脳こうそくを引き起こすおそれもあります。
血流や血管の柔軟性や急激な変化を受け止める力が失われつつある中高年には、
血流・血管を鍛える有効性よりも負担が大きくなる場合もあります。
手先や足先に水をかけるだけでも、十分に不眠症の対策として効果があります。
シャワーひとつですが、是非、ご自身の体調と負担を考えて、慎重に行ってください。
サウナは、「水分補給と、長く入りすぎないこと」がポイントです。
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