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顔を水につけないので、泳げない人でもできます。誰でも手軽に楽しめます。
フィットネスクラブ等のスイミングプールで水中ウォーキングのプログラムが用意されたり、
水中ウォーキング専用コースが設置されたりと、
最近では初心者や水中ウォーキングの利用者に使い勝手も随分よくなりました。
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昔、スイミングプールといえば泳ぐ人のための深さがあるプールで
とても水中ウォーキングができる環境ではありませんでした。
そもそも水中ウォーキングは整形外科等のリハビリテーションとして病院内に造られたプールで行われるものでした。
水中ウォーキング自体は、1980年代に陸上歩行が難しい方、体重が増え陸上で体質改善のための運動が出来ない方でも、
水中ウォーキングならそれが可能であると、テレビや雑誌に取り上げられて広がり、スイミングプールでも
水中ウォーキングする人が次第に増えていきました。
増え始めの頃は、スイミングプールで水泳をする人の方が多かったので、
水中ウォーキングする人は邪魔な扱いを受けていましたが、健康ブームやフィットネスブームも手伝い、
水中ウォーキングで健康管理や体力強化を図る方が増えるにしたがって、
水中ウォーキング専用のコースを設定するところが増えました。
また、水中ウォーキングをされる方は、中高年層が多いので、施設そのものを建てるときには、
水深を浅めにしたり、スイミングプールの底の表面を滑りにくい材質にしたり、レーン両側に手すりを付けたり、
プールサイドから入水しやすい階段状の入り口を設けたりと既存のものも含めて環境の改善が図られました。
��水中ウォーキングをおすすめの方
水中ウォーキングは、水の浮力を利用し足腰に負担をかけることなく適度な運動が行えることから、
体力に自信のなくなった中高年の方のなかで「運動するのは大変である」と考えている方、
泳げない方やスタミナに自信のない方、脚力・筋力が弱い方や、太り気味の方、
病気や障害から回復をはかろうとする方、関節に不安を感じる方でも安心してできます。
水中ウォーキングは、運動する人の身体的特徴・傷害の有無・運動レベル・年齢等を問わず健康づくりに役立ち、
「安全性」と「効果性」の両立ができる運動です。
また、水中エクササイズの魅力を知るうえでの、入門編として利用される方が多いです。
泳ぎに自信のない方、水中で楽しく運動したい方、足腰やひざなどの関節に不安がある方、
トレーニング後にクールダウンしたい方、生活習慣を改善したい方、
比較的体重が重く陸上の運動に不安な方におすすめです。
水中ウォーキングの特徴は、脂肪燃焼、血行促進（冷え性・肩こり改善）、
コンディショニング・体質改善（肩こりや腰痛など日頃の不快な症状の予防や軽減）、
運動不足の解消が期待できます。
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水中ウォーキングを続けていくと、体質改善効果が見込まれます。
水中ウォーキングは、陸上より抵抗がある水中で運動することにより、普段より強い力を発揮するので、
その刺激で筋肉が太く、力が強くなります。筋肉が鍛えられると普段のエネルギー消費量（基礎代謝）があがります。
筋肉の多い身体になれば脂肪の消費が増え、脂肪が燃焼しやすい体質になります。
また、水中ウォーキングをすると関節や筋肉が柔らかくなります。
これは、体を動かすことで、骨をつなげているものや筋肉を包んでいるものが引き延ばされて、固くなることを防ぐからです。
水中ウォーキングをすると骨に力が加わり、骨をつくる細胞の働きを刺激し、
活発にするため骨を丈夫にします（骨粗鬆症の予防効果や介護予防効果が見込まれます）。
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水に入ると、肌は水による刺激や水圧を直接に感じます。
この感覚で、脳が活性化されてり、ホルモンの分泌がよくなったり、
内臓の働きが良くなったり、自律神経のバランスをと整えたりと、体調不良の改善に効果が期待できるといわれています。
さらにウォーキングによって筋肉を動かすと筋肉の中の神経の働きが活発になり
それがまた、ホルモンの分泌をよくしてくれます。
結果的に女性にとっては、更年期障害を軽くしてくれる効果があります。
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