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［6］サウナの効用・効果 その４ |
�Д妊肇奪�ス（毒素排出）
解毒、毒出しを意味する「デトックス」。人の身体の中にたまった不要な毒素を身体の外に出して、からだの内側からキレイにすることです。
毒素は、ヒトの身体にとって不要なもの、たまってしまうと悪影響をもたらすものをさします。
毒素は、体内に取り込まれ滞留の仕方により、大きく「体内毒素」と「体外毒素」の２つに分かれます。
体内毒素は、ヒトが生活をした際に、新陳代謝の結果、身体の中に残ってしまった「老廃物」のことをいい、乳酸、尿素、尿素、アンモニアなどがあります。
毒素に対して、ヒトの身体はもともと処理する働きをそなえています。肝臓で毒素を体外に排出されやすい状態に変えて、腸や腎臓に送り、便や尿として排泄されるようになっています。体内毒素は汗から尿のように排泄される訳ではありません。汗には排泄作用は備わっていないからです。（ですので、汗は尿のような「排泄物」ではありません）
体外毒素は食べ物や衣服、環境を通じて入ってきます。
たばこの煙や排気ガスなどのカドミウムやニッケル。野菜やくだものなどに付着・滞留・残留した残留農薬に含まれる水銀、ヒ素など。汚染された魚介類や水に含まれる水銀など、さまざまな場面で身体にとりこまれます。人間の生命活動には欠かせない必須ミネラルではない、このような有害ミネラルは一度体内に入ってしまうと簡単には排出できません。
太古の歴史からヒトとして生活を送るようになるまでの間、水銀、ヒ素などの有害ミネラル（金属）は自然界にあっても、環境汚染や人工の有害化学物質がヒトの身体に摂取されることはなかったので、そのような毒素を排泄する機能は必要なかったのです。ですので、ヒトの身体はこのような有害ミネラル（毒素）を排泄で外に出すのは基本的には苦手です。
毒素は、生活するなかで、食事や環境から身体のなかに入ってきます。これを「完全に摂らない！」ということはまず無理でしょう。そこで、毒素を身体の外へ排出しやすい体質でいること、体質をつくること、がポイントになります。
ヒトの生活のなかで毒素は生活の中で便や尿として排出されますが、良い汗をかき、新陳代謝や血流がよくなると、腸の働きも活発になったり、尿をつくる腎臓を血液が多く通ることに、より老廃物が便や尿として排泄されやすくなります。
人間には適度な運動や汗をかく習慣がとても大切です。このような習慣を身につけると、毒素をうまく排出できるようになり、身体の不調を防ぐだけでなく、新陳代謝がよくなるために脂肪燃焼がスムーズになり、太りにくくなるなどのたくさんのメリットがあります。
逆に、便や尿で毒素を排出することで保っている生活のなかで、身体に入る毒素の量が多すぎたり、処理する能力が衰えてしまうと、毒素は身体のなかにたまってしまいます。
毒素が蓄積すると、体調不良や肌のトラブル、生活習慣病を引き起こす原因となったり、逆に、不規則な生活習慣や運動不足、ストレスによって毒素がたまりやすい体質になってしまうこともあります。
身体の不調
・肩こり・むくみ・冷え症など慢性的に調子がよくない
・頭痛・偏頭痛・頭が重く気分が不安定
・便秘や下痢等、腸のはたらきがよくなく、免疫力が低い
・ダイエットの成果が上がらず、疲れだけが残る
・慢性的なアレルギー体質
・摂取する栄養成分の吸収が悪い
お肌の不調
・肌あれ、かさつき、肌の老化が目立つ
・シミ・シワ・ニキビができやすい
ココロの不調
・ふとしたことでイライラする
・気分が塞ぎがち、毎日つらいと思うことがある
・もの忘れが多い
毒素はおもに便と尿から体外に出ていきます。そのため、お通じのいい状態でいることが、デトックス体質になる第一歩です。排泄には、規則正しい食事や運動が効果的ですが、より身体や腸のはたらきをより活発にするために適度な運動や汗をかくことを習慣にしてみましょう。
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