バストやウエストを個人仕様に微調整できない理由とは・・


この度、お客様から、バストやウエストを
個人仕様に微調整してほしい旨のリクエストをいただきました。
残念ながら、競泳水着メーカーでそのような対応をしているところはないんです。


バスト、ウエストを微調整できないその理由とは・・


競泳水着メーカーのカスタムオーダーつくることはできますが、
どこの会社もカラーをいくつからあるなかから選ぶというもので、
サイズを個人に合わせて作りこんでくれるというものではないです。


理由は、採算がとれない、簡単にいうと「割が合わないから」です。

競泳水着はパターンを起こすところから製作・製造は始まります。
バストやウエストのサイズが違うだけで、カッティングや曲線が違ってくるんですネ。


そのパターンを起こす職人に仕事を依頼するところから作りこむと
パターン職人の人件費や縫製職人の人件費など、
そのつくる一つの水着にすべての費用が上乗せされてしまうので、
値段はとても高くなります。


ただ極論ではありますが、お金を積めばつくれないことはないです。
(メーカーは個人からの依頼は一切受けない(法人間取引のみ)ので、
どうしてもということであれば、作ってくれるところを探して
個人的に作ってもらうしか方法はないと思います)


骨格や体型が理由で水着を選ぶのが難しい場合は、
伸縮性のあるポリウレタンを30%ほど使った競泳水着は
身体にぴたぴたにフィットしてくれるので、
少し大きめでもピッタリになります。


少し小さめでもプールに入ればちょうどになったりしますので、
お近くに売り場があれば、競泳水着についているタグをみて、
素材の伸び感等を確認したり、
試着させてもらったりしてから購入するのがよいと思います。


一般的にポリエステルが100%に近くなるほど、
素材の性質上、ポリウレタンと比較すると伸び感やピッタリ感は低くなる、
といわれています。


最近はポリエステル100%に近くても
しっかりとした伸び感を確保しているものもありますので、
店頭で確認できるのであれば触ったり、
少し伸ばしたりして確認ができればベストですね。



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